ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ
Beatrice Morandini Valdirana
パオロ・ヴィルズィ監督が「人間の値打ち」に続き、再びヴァレリア・ブルー二・テデスキとタッグを組んだヒューマンドラマ。虚言癖のあるベアトリーチェと自分の殻に閉じこもる全身タトゥーの女ドナテッラ。二人は診療施設から脱走を図り、逃避行を繰り広げる。共演は「ハートの問題」のミカエラ・ラマッツォッティ、「ココ・シャネル(2008)」のヴァレンティーナ・カルネルッティ、「孤独な天使たち」のトンマーゾ・ラーニョ、「セントアンナの奇跡」のセルジョ・アルベッリ。一般公開に先駆け、2017年5月『イタリア映画祭2017』にて上映。
イタリア・トスカーナ地方の緑豊かな丘の上にある診療施設。ここでは心に様々な問題を抱えた女性たちが、広大な庭で寛いだり農作業に勤しんだりしながら、社会に復帰するための治療を受けている。大声を張り上げて意気揚々と闊歩する自称・伯爵夫人のベアトリーチェ(ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ)は、この施設の女王様のような存在だ。ある日、ベアトリーチェはやせ細った身体のあちこちにタトゥーが刻まれた若く美しい新参者ドナテッラ(ミカエラ・ラマッツォッティ)を目にする。虚言癖でおしゃべりなベアトリーチェと、自分の殻に閉じこもるドナテッラ。ルームメイトになった正反対の二人は、施設をひょっこり抜け出し、行き当たりばったりの破天荒な旅を繰り広げる。そんな逃避行の中で徐々に絆を深めていく二人。だが心に傷を負ったドナテッラの脳裏にある痛切な記憶が甦り、ベアトリーチェは施設に引き戻された彼女を救い出そうとするのだが……。
Beatrice Morandini Valdirana
Donatella Morelli
Dottoressa Fiamma Zappa
Dottor Giorgio Lorenzini
L'avvocato Pierluigi Aitiani
Torrigiani dei Servizi Sociali