シャーリー・マクレーン
ハリエット・ローラー
S・マクレーンとA・セイフライドがプロデュースも務めた人間ドラマ。ハリエットは生きているうちに自らの訃報記事を地元の新聞記者アンに書かせることに。しかしハリエットを良く言う者はおらず、彼女は最高の訃報記事になるように自分を変えると決心する。監督は「プロフェシー」のマーク・ペリントン。アメリカで自らの訃報記事を書こうとする人が増えていることから着想を得て、スチュアート・ロス・フィンクが脚本を執筆した。
ビジネスで成功を収めた老婦人ハリエットは、何不自由なく思うがまま暮らしていた。80代に入り孤独と死への不安を感じる中、新聞の訃報記事に目を留め、生きているうちに自分の訃報記事を用意することを思いつく。地元の若い新聞記者アンに執筆を依頼するが、アンがハリエットの周囲に取材をしたところ、疎遠になっていた家族はおろか元仕事仲間から地元の牧師まで誰も彼女のことを良く言う人はいない。思い描いていたものとはかけ離れた原稿を読んだハリエットは、最高の訃報記事になるように自分を変えようと決心する。最高の訃報記事に欠かせないのは、家族や友人に愛されること、同僚から尊敬されること、誰かの人生に影響を与えるような人物であること、そして記事の見出しになるような人々の記憶に残る特別な何かをやり遂げることの4条件。これらを満たすためにハリエットとアンはまず地域のコミュニティセンターに向かい、そこで出会った9歳のブレンダと親交を深める。その次にハリエットは、子供の頃からラジオと音楽を愛し長年コレクションしていたレコードを携えて地元のラジオ局に向かい、自分をDJとして採用するよう直談判。81歳にしてラジオDJデビューを成し遂げ、人々の記憶に残るという条件をクリアする。さらに何十年も連絡を取っていない娘と和解するため、ハリエットはアンとブレンダとともに娘の暮らす町へ。久しぶりの再会に当初ぎこちない雰囲気ではあったものの、娘が幸せに暮らしていることを知り満足するハリエット。楽しい旅を終えた彼女だったが、医師から余命わずかであるとの宣告を受け、アンに訃報記事を書き直してほしいとお願いする。強気なハリエットと一歩を踏み出す勇気のないアンはぶつかり合ってばかりだったが、いつしか二人の間には友情が芽生えており、悩みを抱えていたアンの気持ちにも変化が起きる。しかし別れの時は間近に迫っていた――。
ハリエット・ローラー
アン・シャーマン
エリザベス
ロビン・サンズ
エドワード
ロナルド・オドム
ブレンダ
監督
脚本
製作
製作
製作総指揮
製作総指揮
製作総指揮
製作総指揮
製作総指揮
製作総指揮
製作総指揮
製作総指揮
共同製作
撮影
音楽
プロダクションデザイン
編集
衣装
音楽スーパーバイザー
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