バルドル・エイナルソン
ソール
第73回ヴェネチア国際映画祭最優秀LGBT映画賞ほか40以上の賞を受賞したアイスランド発の少年たちのラブストーリー。東アイスランドの漁村。幼なじみのソールとクリスティアンは思春期にさしかかり、ソールは大人びた美少女ベータに興味を抱き始める。監督・脚本は、本作が長編初監督となるグズムンドゥル・アルナル・グズムンドソン。
東アイスランドの美しく雄大な自然が広がる小さな漁村。幼なじみのソール(バルドル・エイナルソン)とクリスティアン(ブラーイル・ヒンリクソン)は、いつも一緒の大親友だった。ソールは美しい母フルダ(ニーナ・ドッグ・フィリップスドッティル)と、自由奔放なラケル(ヨゥニナ・ソールディス・カルスドッティル)と芸術家肌のハフディス(ラゥン・ラグナスドッティル)という対照的な二人の姉妹と暮らしている。思春期にさしかかったソールは、大人びた美少女ベータ(ディルヤゥ・ワルスドッティル)のことが気になり始める。そんなソールの気持ちを知ったクリスティアンは、二人を後押しする。そしてクリスティアン自身もベータの女友だちハンナ(カトラ・ニャルスドッティル)から好意を受け、4人で行動するようになる。クリスティアンは、自然と距離の縮まったソールとベータのことを見守りつつ、複雑な表情を浮かべていた。ある日、ソールの姉たちが開いたホームパーティーで、ハフディスがソールとクリスティアンに懇願し、モデルになってもらい描いた絵が見つかる。それは二人が意味深に見つめ合っているもので、居合わせた友人たちは騒然となる。大人から子供まで皆が顔見知りで、古くからの慣習を尊重する村では、些細なことが大きな火種となる。ソールとクリスティアンに好奇の眼差しが向けられ、二人の関係はぎこちなくなっていく。ソールは、「普通にしてくれよ、そしたら元に戻れる」とクリスティアンに言い放つ。クリスティアンは悲しげな顔でそれに答える。そしてクリスティアンは思いつめ……。
ソール
クリスティアン
フルダ(ソールの母)
ベータ
ハンナ
ラケル
ハフディス
シグルドゥル(クリスティアンの父)
ソルディス(クリスティアンの母)
スヴェン(牧場主)
アウスゲイル(店主)
フュークル
マンギ
グズヨン
監督、脚本、製作
製作
製作
製作
製作総指揮
製作総指揮
撮影
音楽
美術監督
編集
編集
衣装デザイン
音響効果