ジェームズ・スチュアート
Jeff_Webster
「ウィンチェスター銃'73」とまったく同じく、主演ジェームズ・ステュワート(「グレン・ミラー物語」)、製作アーロン・ローゼンバーグ(「グレン・ミラー物語」)、脚本ボーデン・チェイス(「怒りの河」)、監督アンソニー・マン(「グレン・ミラー物語」)、撮影ウィリアム・ダニエルス(「グレン・ミラー物語」)、音楽ジョセフ・ガーシェンソン(「ジョニイ・ダーク」)などのティームによる西部劇映画1954年作品。共演者は「暗黒街脱出」のルース・ローマン、「栄光何するものぞ」のコリンヌ・カルヴェ、「死の砂塵」のウォルター・ブレナン、「ミシシッピの賭博師」のジョン・マッキンタイア、ジェイ・C・フリッペン、ヘンリー・モーガンなど。色彩はテクニカラー。
1896年。ワイオミングからアラスカのスキャグウェイへ牛群を輸送中のジェフ・ウェブスター(ジェームズ・ステュワート)とベン・テイテムは、シアトル港で殺人嫌疑をうけたが、危いところをロンダ・キャッスル(ルース・ローマン)という美人にかくまわれた。2人がスキャグウェイに着いたとき、思わぬことで町の顔役ギャノンを怒らせ、ジェフは投獄された。しかし、この町で酒場を営んでいる例のロンダがギャノンに彼の命乞いをしてくれたので牛を没収されただけで命は助かった。ジェフはギャノンに復讐しようとしたが、酒場で働く純情な娘ルネ・ヴァロン(コリンヌ・カルヴェ)に止められ、奥地のドースンに新しい酒場を開きに行くロンダと同行することになった。ジェフは行きがけの駄賃に没収された牛群をとり返した。ルネもジェフを慕って一行に加った。一行は途中雪崩に襲われたりして難行の後ドースンに着き、ロンダは住民の反対をよそに酒場を開き、ジェフらは牛を売った金で砂金採掘権を買った。一方ギャノンはドースンにまで手をのばし町は混乱状態におちいった。金を採ったジェフは間道づたいに町を去ろうとしたがギャノンの部下に襲われて、ベンは射殺され、ジェフも重傷を負った。ベンの死体を馬に乗せて帰ったジェフはロンダとルネの介抱をうけた。ギャノンの横暴は次第につのり、町民たちは耐えられなくなって引き上げの準備をはじめた。ジェフはルネに激励されてギャノンと戦う決心をし、果たし合いを申し込んでその夜単身町の酒場へ赴いた。そして待ち伏せていたギャノンの部下を倒したとき、ギャノンに背後から狙われたが、これを見たロンダが飛び出してギャノンの弾を受け、息絶えた。ジェフはついにギャノンを倒した。
Jeff_Webster
Ronda_Castle
Renee_Vallon
Ben_Tatem
Mr.Gannon
Rube
Ketchum
Ives
Luke
Rounds
Dusty
Yukon_Sam
Kingman
Doc_Vallon
Bosun
監督
脚本
製作
撮影
音楽監督
美術
美術
編集
録音
録音
[c]キネマ旬報社