クレア・トレヴァー
Mary_McCloud
「潜航決戦隊」のW・R・バーネットの原作小説に基づき、「海洋児」のグローヴァー・ジョーンズ、「令嬢画伯」のライオネル・ハウザー、「われら自身のもの」のF・ヒュー・ハーバートの3人が共同脚色し、「大雷雨」のラウール・ウォルシュが監督した1939年度作品。撮影は「ダコタ高原」のジャック・マータ、音楽監督はヴィクター・ヤング。主演は「キー・ラーゴ」のクレア・トレヴァーと「リオ・グランデの砦」のジョン・ウェインで、「赤きダニューブ」のウォルター・ピジョン、「愛馬トリッガー」のロイ・ロジャース、ジョージ・ギャビー・ヘイス、ポーター・ホール、マージョリー・メインらが助演している。
ストーリー
19世紀、南北戦争の起こる前のこと。ボブ（ジョン・ウェイン）はグランチ（ジョージ・ギャビー・ヘイス）と共に、新天地を求めてカンサスに来た。ボブはフレッチ（ロイ・ロジャース）と知り合い、その姉メリー（クレア・トレヴァー）に惹かれて結婚を申し込んだが、にべもなく断られる。町に保安官の選挙があり、メリーの恋人カントレル（ウォルター・ピジョン）が立候補していることを知ったボブは自らも立候補して当選し、カントレルは憤って夜盗の親玉になって街を荒らし始めた。その頃、南北戦争が勃発した。フレッチの父マックロードは銀行家だが、私腹を肥やしているという噂のために民衆の襲撃を受け、殺された。フレッチはすべてボブの仕業だと思い、仇討ちを決意してカントレルの一味に加わる。メリーはカントレルと結婚したが、彼女が苦境に立った時、助けてくれたのはボブだった。カントレルは、ボブを幽閉する。それを知ったフレッチはボブの潔白を知り、彼を救い出してメリーと3人で逃亡する。カントレルは3人の後を追ったが、自分の家の家政婦のため殺された。かくしてメリーとボブは、新しい生活を求めてテキサスに向かうのだった。
キャスト
ジョン・ウェイン
Bob_Seron
ウォルター・ピジョン
William_Cantrell
ロイ・ロジャース
Fletch_McCloud
ジョージ・“ギャビー”・ヘイズ
Doc_Grunch
ポーター・ホール
Angus_McCloud
マージョリー・メイン
Mrs._Cantrell
レイモンド・ウォルバーン
Buckner
ジョセフ・ソーヤー
Bushropp
ヘレン・マッケラー
Mrs._Hale
トレヴァー・バーデット
Hale
スタッフ
監督
ラウール・ウォルシュ
脚本
ジャン・フォーチュン
原作
Ｗ・Ｒ・バーネット
撮影
ジャック・マータ
音楽
ヴィクター・ヤング
美術
ジョン・ヴィクター・マッケイ
アソシエイト・プロデューサー
ソル・Ｃ・シーゲル
脚色
グローヴァー・ジョーンズ
脚色
ライオネル・ハウザー
脚色
Ｆ・ヒュー・ハーバート
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
- 原題
- Dark Command
- 製作年
- 1939年
- 製作国
- アメリカ
- 配給
- リパブリック日本支社
- 初公開日
- 1952年4月3日
- 製作会社
- リパブリック映画
[c]キネマ旬報社
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