台湾の日本語世代を取材した「台湾人生」「台湾アイデンティティー」に続く酒井充子のドキュメンタリーシリーズ台湾三部作最終章。台湾の原風景が色濃く残る台東縣で、元カジキ漁・漁師や、伝統的な狩りを続けるブヌン族など、“変わらない台湾”の姿を追う。撮影は、「風の波紋」の松根広隆。
ストーリー
1895年から1945年までの51年間、日本の統治下にあった台湾。そして東日本大震災の際、台湾から200億円を超える義援金が寄せられたことは記憶に新しい。時代が変わろうとも、台湾の海や大地に向き合い、汗を流して生きてきた人々がいる。“変わりゆく台湾”を描いた前2作に呼応するかのように、本作では“変わらない台湾”の姿を描く。台湾の原風景が色濃く残る台東縣で暮らす人々の生活の中心には、今でも祈りや命への感謝、家族がある。元カジキ漁・漁師や、アミ族のカジキ突きん棒漁師夫妻、伝統的な狩りを続けるブヌン族など多様な民族の暮らしを追い、かつて“麗しの島”と呼ばれた台湾を描く。
スタッフ
監督
酒井充子
統括プロデューサー
小林三四郎
エグゼクティブプロデューサー
菊池笛人
撮影
松根広隆
音楽
廣木光一
編集、録音、整音
川上卓也
プロデューサー
小関智和
プロデューサー
陳韋辰
タイトル
張月馨
制作
今村花
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
[c]「台湾萬歳」マクザム/太秦
[c]キネマ旬報社