「ハリヨの夏」はじめ子役時代から活動する松本花奈が17歳でメガホンを取り、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2016審査員特別賞他に輝いた青春ドラマ。高校生活17年目を迎えたノブオは、嘘泣きと歌が得意な同級生リカコの家出に付き合わされる。主演は、ガールズバンドthe peggiesのヴォーカル北澤ゆうほと劇団とくお組の鈴木理学。ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2016にて審査員特別賞と観客賞を、MOOSIC LAB 2016にて準グランプリ、ミュージシャン賞、男優賞、女優賞を獲得。
ストーリー
ある事情で高校生活17年目を迎えたノブオ(鈴木理学)は、学校の屋上から手を掲げ応援歌を叫ぶことを日課にしていた。彼はこの学校でただ一人の応援団部部員だった。ある日、ノブオはクラスメートのリカコ(北澤ゆうほ)の家出についていくことに。リカコは母親が原因で嘘泣きを得意としており、自分の涙と歌声があれば人生うまくやっていけると思っていた。母と喧嘩し幼い時に別れた父を探すリカコに付き合わされる34歳のノブオ。青春の渦中でもがく二人のあてのない旅がはじまる。
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