
没後500年を迎えた画家ヒエロニムス・ボスの創作の謎と素顔を追ったドキュメンタリー。プラド美術館全面協力のもと、いまだ決定的な解釈のなされていない代表作『快楽の園』が世界中のクリエイターに与えた影響を検証、そこに込められたボスの思想と情熱に迫る。監督は「ファイティング・シェフ 美食オリンピックへの道」のホセ・ルイス・ロペス=リナレス。
ストーリー
2017年、謎に満ちた画家ヒエロニムス・ボスの没後500年を記念したイベントが世界中で開催された。その最高傑作にして美術史上最も異彩を放つのが、スペイン・プラド美術館所蔵の三連祭壇画『快楽の園』。エロチックでグロテスクな“天国と地獄”が所狭しと描かれた奇想天外な世界。ボスは誰のために、何のために描いたのか。プラド美術館全面協力のもと、カメラは“悪魔のクリエイター”とも呼ばれたボスの創作の謎と素顔に迫る。赤外線分析で判明した下絵、緻密な筆遣いと顔料の秘密、現代に受け継がれなかった古楽器、そしてキリスト教との深い関係……。多方面の専門家の解説から『快楽の園』に込められた思想と、ボスの情熱が浮かび上がる。
キャスト


オルハン・パムク

サルマン・ラシュディ

セース・ノーテボーム

ルネ・フレミング

シルビア・ペレス・クルース

ルドヴィコ・エイナウディ

ミケル・バルセロ

ウィリアム・クリスティ

ラウラ・レストレーポ

イザベル・ムニョス

ツァイ・グオチャン

ネリダ・ピニョン

エリザベット・タビュレ=ドゥラエ

ミシェル・オンフレ

サー・ジョン・エリオット

フィリップ・デ・モンテベロ

マックス

ホアキン・ディアス

ホセ・マヌエル・バジェステル
スタッフ
監督、ミキシング
ホセ・ルイス・ロペス=リナレス
原案
ラインダー・ファルケンブルグ
製作総指揮
クリスティーナ・アロビセッティ
共同製作
ステファン・ソルラ
編集
クリスティーナ・オテロ
編集
パブロ・ブランコ・グスマン
編集