中山美穂
松村涼子
遺伝性アルツハイマー病に侵された50代の女性作家と、作家を目指す韓国人留学生との物語がつづられる、中山美穂主演のヒューマンドラマ。1人で死に立ち向かう寂しさを抱えていた女性作家が、1人の青年との出会いを通して、記憶が喪失する前に何をすべきか自身を見つめなおしていく姿が描かれる。『子猫をお願い』のチョン・ジェウンが監督を務める。
50代にしていまだ美貌を保ち、若い読者にも根強いファンを持つ売れっ子の女流小説家・松村涼子(中山美穂)は、満ち足りた生活を送っていたある日、自分が遺伝性のアルツハイマーに侵されていることを知る。人生の終焉と向き合うことを余儀なくされた涼子は、“魂の死”を迎える前に、執筆活動以外の何かをやり遂げようと、大学の講師を始める。そして迎えた講義初日、学生たちと訪れた居酒屋で、アルバイト店員の韓国人留学生チャネ(キム・ジェウク)と出会う。ひょんなことから涼子の執筆活動を手伝うことになるチャネ。作業を進めるうち、現実と小説の世界で交差していく2人は、次第に年齢の差を超えて惹かれ合ってゆく。だが、そんな2人の気持ちとは関係なく、涼子のアルツハイマーは容赦なく進行していた……。
監督、脚本、原案
ストーリー、劇中小説
撮影
音楽監督
美術
編集
スタイリスト
ヘア・メイク
照明
録音
装飾
音響効果
助監督
企画・製作、プロデューサー
企画・製作
企画・製作、プロデューサー
企画・製作、プロデューサー
プロデューサー
音楽プロデューサー
音楽プロデューサー
エンディング・テーマ曲
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[c]キネマ旬報社