サラ・ラム
マノン
名門歌劇場ロイヤル・オペラ・ハウスでの上演作品を上映するシリーズの一作。18世紀のフランスの小説『マノン・レスコー』を基にした、ケネス・マクミラン振付によるモダン・バレエ。恋に落ちた美少女マノンと若き学生デ・グリューはパリへと駆け落ちするが……。マノンを踊るのは、英国ロイヤル・バレエ団プリンシパルのサラ・ラム。デ・グリューをロシア出身のプリンシパルであるワディム・ムンタギロフ、マノンの兄レスコーを日本人プリンシパルの平野亮一が踊る。
美しく衝動的な少女マノン(サラ・ラム)は、若くハンサムな学生デ・グリュー(ワディム・ムンタギロフ)と出会い恋に落ち、パリへと駆け落ちする。だが、マノンの兄レスコー(平野亮一)の手引きによって、富豪ムッシューG.M.(ギャリー・エイヴィス)から愛人にならないかと誘われたマノンは、デ・グリューとの愛とG.M.との豪華な生活の間で引き裂かれていく……。
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