監督、脚本、制作
2011年に発生した福島第一原発事故により拡散した大量の放射性物質が生態系へ及ぼす影響を追うドキュメンタリーシリーズ第5弾。事故から6年、福島第一原発周辺の海辺や森林などで野生生物に現れている異変を調査、目に見えない放射能汚染の実態に迫る。伝統文化や生物の姿を記録してきた岩崎雅典が引き続き監督、研究者たちの警鐘を伝える。元フジテレビアナウンサーの山川建夫がナレーターを務める。
ストーリー
福島第一原子力発電所の事故から6年。科学者たちの放射能との格闘は続いている。福島第一原発から1km付近の海辺の生物や沖を調査。また、野鳥やニホンザル、モリアオガエル、アカネズミや、帰還困難区域の生物に現れる異変を記録。さらにNPO法人いわき市民放射能測定室たらちねの挑戦や目に見えない放射能を可視化しようとする科学者たちの取り組みを紹介。事故により被爆した生き物たちへの影響と行く末を追う。