チャーリー・プラマー
チャーリー・トンプソン
『さざなみ』のアンドリュー・ヘイ監督による人間ドラマ。父を亡くし、唯一心を許せる存在だった競走馬を守り、自分の居場所を探し求めようとする少年の姿を描く。『ゲティ家の身代金』で誘拐される孫を演じたチャーリー・プラマーが主人公の少年に扮し、第74回ヴェネチア国際映画祭で新人俳優賞にあたるマルチェロ・マストロヤンニ賞を受賞した。
父と二人暮らしの15歳のチャーリーは、家計を助けるため、競走馬ピートの世話をする仕事を始める。ある日、父が以前家に泊めた女の夫とトラブルになり、入院することに。入院費を稼ぐため、ピートの遠征に帯同するが、父の容体が急変し、帰らぬ人になってしまう。また、ピートも殺処分されそうになり、チャーリーはピートを乗せたトラックを盗んで逃走する。
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