ジム・ミッチャム
Jim
暗黒街によって殺された妹のため復讐にたち上がる兄を描くアクション。製作はバーナード・シュワルツ、監督は「フィルムモア/最後のコンサート」のリチャード・T・ヘフロン、脚本はポール・エドワーズ、撮影はジーン・ポリト、音楽はチャールズ・バーンスタインが各々担当。出演はジム・ミッチャム、カレン・ラム、アン・アーチャー、エリック・エストラーダ、キャシー・リー・クロスビー、ヴィンス・キャノンなど。
ある日、妹のベッツィー(カレン・ラム)14歳が家出した。モンタナの田舎暮しに嫌気がさしたためだ。わずかな所持金の田舎娘にとって、大都会は圧倒されることばかりだ。彼女はチューチョ(エリック・エストラーダ)と知り会い、いつしか愛し合うようになる。その頃、兄のジム(ジム・ミッチャム)は、ロスに着いた。警察に行くが手がかりはなく、非行問題カウンセラーのリン(キャシー・リー・クロスビー)の協力を得た。一方、ギャング一味にベッツィーは誘拐され、彼女は、売春組織に売りとばされていた。麻薬と客の笑いの中での彼女は、今やバーバラ(アン・アーチャー)と共に高級マンションで、高級コールガールの生活。ある日、サディストの客にいためつけられ、病院にも組織よりいかせてもらない彼女だった。そんなベッツィーを追うジムは、チューチョを見つけ、彼女のゆくえを聞き、共だって組織に殴り込みをかける。ようやく1人の男から、彼女の名前が出た。警察に駆け込むジムだが、売春までは取り締まれないという返事。今や自らの力でやるしかなかった。ジムはチューチョを伴なって組織の本拠に乗り込んでいった。そしてその頃、ベッツィーは無残にも死んでいった。ジムの復讐が始まった。
監督
脚本
原案
製作
撮影
音楽
編集
字幕
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