行永浩信
佐伯亮太
第12回大阪アジアン映画祭インディ・フォーラム部門で上映されたホラー。亮太は大学の先輩・史子と奇跡的な再会をし、二人は結婚に向かう。しかし、亮太は日常的に幽霊が見えてしまうという能力に悩まされていた。そんななか、同じ能力を持つ紗英と出会う。監督は、映画美学校で佐藤真、筒井武文らに師事した田中隼。出演は、ドラマ『精霊の守り人3』の行永浩信、「亜人」の中里広海、舞台『ロザリー』の柘植美咲。劇場公開に先駆け、第12回大阪アジアン映画祭インディ・フォーラム部門にて上映(上映日:2017年3月6日、8日)。
市立図書館で働く田代史子(中里広海)は、ある日大学の後輩・佐伯亮太(行永浩信)と再会する。奇跡的な再会をした二人は急速に惹かれ合い、結婚に向かう。二人は結婚式の準備を進めていくが、亮太は幽霊が見えてしまうという誰にも言えない能力に悩まされていた。日常のいたるところで遭遇する幽霊によって精神を消耗させられ、史子との生活も徐々にすれ違い、破たんしていく。そんななか、同じ能力を持ち、幽霊に怯える女・木村紗英(柘植美咲)と出会った亮太は、史子との関係から逃げるように紗英にのめり込んでいく。しかし、ある日を境に、亮太は突然能力を失い、幽霊が見えなくなる。すると、トラウマこそが自身の拠り所だったと気付き、愕然とする。亮太は、史子からも、紗英からも、すべてから逃げることを決意し、史子もまた亮太との別れを受け入れ、新しい生活を迎えようとしていた。しかし、一度発動した奇跡は、二人が離れることを許さなかった……。
監督、脚本、編集
撮影
音楽
照明
録音
音響効果
プロデューサー
共同プロデューサー
アシスタントプロデューサー
整音
タイトルデザイン