イリャ・マラコフ
Evpatii Kolovrat
ロシア史に伝わる『バトゥのリャザン襲撃の物語』における“伝説の戦い”を映画化。13世紀半ば、暴君として知られる総司令官バトゥ率いるモンゴル帝国軍はロシアに侵攻。リャザン公国を守る戦士コロヴラートは、兵士15万人の大軍隊にたった一人で立ち向かう。出演は、本作で主演デビューを飾るイリャ・マラコフ、「裁かれるは善人のみ」のアレクセイ・セレブリャコフ。脚本を『グラウンドブレイク 都市壊滅』のセルゲイ・ユダコフが担当。監督は、TVシリーズを手がけてきたイヴァン・シャーコヴェツキー。特集企画『未体験ゾーンの映画たち2018』にて上映。
13世紀半ば。悪逆非道な暴君として知られる総司令官バトゥ率いる強大なモンゴル帝国軍の征服戦争による支配が広がっていた。その勢力はヨーロッパへと進み、幾つもの公国に分かれていたロシアにも侵攻。そのほとんどの大公はモンゴルの強大な力に屈し、言いなりになっていたが、リャザンの大公は降伏を拒否する。彼の土地は、ロシアの最強戦士コロヴラート(イリャ・マラコフ)によって守られていた。使節を返り討ちにされ屈辱を受けたバトゥは、熟練の兵士たち15万人の大軍隊を編成、リャザン公国へと向かう……。