トム・ヴォーン=ローラー
Larry Marley
IRA囚人38人が脱出に成功した実在の集団脱獄事件を基に映画化。難攻不落と言われたメイズ刑務所に収監されたIRA幹部のラリーは、刑務所に多く収監されていたIRAの仲間たちを脱獄させる計画を練り始め、鉄壁の守りを突破する驚愕の方法を考えつく。監督・脚本は、本作が長編2作目となる新鋭スティーブン・バーク。出演は、「潜入者」のトム・ヴォーン=ローラー、「ジミー、野を駆ける伝説」のバリー・ウォード、「ベルファスト71」のマーティン・マッキャン、「マグダレンの祈り」のアイリーン・ウォルシュ。未体験ゾーンの映画たち2018にて上映。
ヨーロッパで最も脱獄が難しいと言われる、北アイルランドにあるメイズ刑務所に収監されたIRA幹部のラリー(トム・ヴォーン=ローラー)。彼は長期にわたる北アイルランド紛争を闘った末に、政府に抵抗を示すハンガーストライキで大事な親友を失い、失意のどん底にいた。しかし、刑務所に多く収監されているIRAの仲間たちを脱獄させる計画を練り始め、再び闘志を燃やし始める。刑務所の敷地は二重のコンクリートの壁で取り囲まれ、そのフェンスの高さは4.5mと5.4mあった。さらにその上には有刺鉄線もあり、頑丈な鋼鉄製の門は厳重に管理されたスイッチで開閉する仕組みである。その鉄壁の守りを突破するためにラリーが考えついた驚愕の方法とは?
[c]Mammoth Films / Cyprus Avenue Films / Filmgate Films 2016
[c]キネマ旬報社