イアン・パトリック・ウィリアムズ
David_Bower
人間たちを襲う人形の恐怖を描いたホラー映画。製作はブライアン・ユズナ、監督は「ZONBIO 死霊のしたたり」のスチュアート・ゴードン、エグゼクティヴ・プロデューサーはチャールズ・バンド、脚本はエド・ナハ、撮影はマック・アールバーグ、音楽はリチャード・バンド、特殊メイクはジョン・ビュークラーとMMIがそれぞれ担当。出演はイアン・パトリック・ウィリアムズ、ガイ・ロルフほか。
イングランドの郊外を休暇中のデイヴィッド・バウアー(イアン・パトリック・ウィリアムズ)とその新しい妻ローズマリー(キャロリン・パーディ・ゴードン)、先妻との娘ジュディ(キャリー・ロレイン)は、嵐のため車が立ち往生してしまい、近くの古い屋敷に避難する。その屋敷にはガブリエル(ガイ・ロルフ)とヒラリー(ヒラリー・メイソン)のハートウィック夫妻が住んでおり、手作りの人形を作っている。ローズマリーに捨てられた熊のぬいぐるみの替りに人形のパンチを貰ったジュディは大喜びだった。さらに純情なセールスマンのラルフ(スティーヴン・リー)、パンクギャルのイザベルとイニッドが雨やどりに来る。イザベルは屋敷の骨董品を盗もうとするが、人形たちに襲われ殺される。それを目撃したジュディはデイヴィッドやローズマリーに話すが、ラルフのほかは誰も信じてくれない。続いてイニッド、ローズマリーも人形に襲われて殺され、ラルフも襲われるが心優しく子供の心を理解する彼は人形たちの協議によって助けられる。デイヴィッドはローズマリーが殺されたのはラルフの仕業と思い込み、殴りかかる。デイヴィッドに向かってパンチを先頭とした人形集団が一斉に立ち上がる。怒り狂ったデイヴィッドは人形を破壊する。騒ぎを聞きつけたハートウィック夫妻が階下に降りて来る。壊されたパンチを手に、修理しなければと微笑むガブリエル。するとデイヴィッドの顔がパンチの顔に変形し、縮んでゆく。嵐も去った翌朝、新しく並べられた人形は、デイヴィッドを始めとする、昨晩殺された人びとの顔にそっくりであった。
David_Bower
Gabriel_Hartwicke
Hilary
Ralph_Morris
Rosemary
Judy
監督
脚本
製作
製作総指揮
撮影
音楽
美術
編集
特殊メイク
字幕
[c]キネマ旬報社