ヴァル・キルマー
Jim_Morrison
伝説のバンド「ドアーズ」のボーカリスト、ジム・モリソンの疾風のごとき生涯と、彼を支えたパメラとの愛情をドアーズの音楽とともに描く青春映画。エグゼクティヴ・プロデューサーはマリオ・カサールとニコラス・クレイノスとブライアン・グレイザー。製作はサーシャ・ハラリとビル・グラハムとA・キットマン・ホー、監督は「7月4日に生まれて」のオリヴァー・ストーン。脚本はオリヴァー・ストーンとJ・ランダル・ジョンソン。撮影はロバート・リチャードンンが担当。音楽監督をポール・ロスチャイルドが務めている。出演はヴァル・キルマー、メグ・ライアンほか。
1965年、UCLA映画科の学生ジム・モリソンは、目の前を行く少女パメラに一目惚れし後を追ううち、彼女が住むヒッピーのたまり場に入り込み、風変わりな出会いをする。その頃、ジムは授業で自作の映画を上映していたが、自らのバンドを持ち、すでにLAで活躍していた学生レイ・マンザレクにより詩人としての才能を高く買われていた。ある夜パメラの寝室に忍び込んだジムは、彼女を月夜の散歩に連れ出し、愛の詩をささやき、パメラを夢心地にさせた。ジムはラブ・アンド・ピースの裏側にある暗闇や混沌を詩の世界で綴り、それがロックという音楽になった時、一気に時代の寵児となった。こうしてジムをボーカルにバンド「ドアーズ」が生まれた。「ハートに火をつけて」をひっさげたドアーズは、ライブバンドとして頭角を現わし、同時にジムの人気もうなぎのぼりとなっていった。次第にドアーズは暴動を扇動するバンドと受け取られ、ジムは反逆の教祖(カリスマ)に祭り上げられていった。だが、音楽と詩によってその向こうにある何かを模索しようとするジムの行為はやがて彼の詩を理解しようともしない大衆と衝突する。コンサートのキヤンセル、ステージでの猥褻行為による逮捕、起訴とますます破壊的な色彩を濃くしていくジムは、もはや道化を演じる詩人に過ぎなかった。同じころパメラもジムの奇行に悩み、怒鳴りあい、傷つけあうが、2人の絆はそれ以上のものがあった。ジムが天才であることを知るパメラは、彼のいる高みに自らも近づこうとした。ジムも機嫌のいいときはよくこう言っていた。「俺は詩人で、パメラはミューズ(詩の女神)だ」と…。1971年7月3日。パメラと住むパリにアパートの浴室でジムは心臓発作のため27年の生涯を閉じた。その3年後、パメラも自殺。こうして2人の愛、そしてバンド「ドアーズ」は永遠の彼方へと過ぎ去っていったのであった。
Jim_Morrison
Pamela
John_Densmore
Ray_Manzarek
Robbie_Krieger
Michael_Wincott
Tom_Baker
Patricia_Kennealy
監督、脚本
脚本
製作
製作
製作
製作総指揮
製作総指揮
製作総指揮
撮影
音楽
編集
字幕
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