アジアのスター共演で、16世紀の中国を舞台に、沿岸部を守る明軍が海賊・倭寇の脅威に立ち向かうアクション大作。明軍は兪大猷将軍指揮の下、周辺諸国を荒らし回る倭寇との戦闘を開始。武勇に優れた戚継光が加わり、不利な戦況を覆したかと思われたが……。出演は「酔拳 レジェンド・オブ・カンフー」のチウ・マンチェク、「おじいちゃんはデブゴン」のサモ・ハン・キンポー、「レッド・ティアーズ」の倉田保昭。監督は「ドラゴン・フォー 秘密の特殊捜査官/隠密」のゴードン・チャン。【未体験ゾーンの映画たち2018】にて上映。
ストーリー
1557年、明王朝。当時、中国沿岸部は周辺諸国を荒らし回る日本の海賊“倭寇”の脅威に晒されていた。明軍は将軍・兪大猷(サモ・ハン・キンポー)指揮の下、戦闘を繰り広げるが、地の利を生かした難攻不落の砦を前に、苦戦を強いられる。身分を隠して倭寇を指揮するのは、藩への武器購入の足掛かりとして、明の財と土地を狙う松浦藩の武士。だが当初、倭寇有利だった戦いは、戚継光(チウ・マンチェク)の登場によって一変。武勇に優れ、信頼も厚い戚継光が加わったことで、明軍は不利だった戦況を巻き返したかと思われたが……。