文化庁の若手映画作家育成プロジェクト・ndjc2017で制作された短篇映画。ある小さな町の役場に勤める中年女・待子。ある日、町で妖怪騒動が起き、町長たちは妖怪退治のため町の人を集めることに。そんななか、待子は暗闇から綺麗な三味線の音を聴く。監督は、「山守クリップ工場の辺り」の池田暁。出演は、ドラマ『ノンママ白書』の熊倉一美、「忍びの国」のきたろう、「リングサイド・ストーリー」の有薗芳記、「うろんなところ」の芝博文、「善人」のよこえとも子。
ストーリー
津原町という小さな町の役場で働く中年女・樋口待子(熊倉一美)。彼女には家族もなく、孤独な日々を過ごしていた。ある日、津原町で不気味な妖怪が出没するという騒動が起きる。町の人々の間で不穏な噂が広まっていく。噂を信じ込み不安を感じた町長たちは、妖怪退治のために町の人々を集めることにする。そんななか、待子は家への帰り道で、暗闇から聴こえてくる三味線の音を耳にする。その綺麗な音色に惹かれた待子が暗闇を覗き込むと、そこには大きな妖怪が身を潜めていた……。
スタッフ
監督、脚本
池田暁
製作総指揮
松谷孝征
撮影
池田直矢
美術
神田諭
照明
加持通明
録音
田中博信
装飾
森原毅
助監督
猪腰弘之
プロデューサー
角田朝雄
音楽プロデューサー
本谷侑紀
整音
畠山宗之
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
- 製作年
- 2018年
- 製作国
- 日本
- 配給
- 特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)
- 初公開日
- 2018年2月24日
- 上映時間
- 30分
- 製作会社
- 特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)(制作プロダクション:東映東京撮影所)
[c]キネマ旬報社