「眠り姫」などの七里圭監督が2014年から取り組む、通常の映画制作のプロセスを逆転し、音から映像を制作していく実験的プロジェクト『音から作る映画』シリーズの1本。七里作品を数多く手掛けてきた新柵未成が脚本を執筆、母と娘の記憶の物語が繰り広げられる。七里監督の前作「アナザサイド サロメの娘 remix」まで声の出演を続けていた青柳いづみ、前作に主演した長宗我部陽子、ダンサーの黒田育世、現代美術家・劇作家の飴屋法水が引き続き出演。新たに「秋の理由」の安藤朋子、パフォーマーの川口隆夫が参加。
ストーリー
どことも知れぬ白い部屋で、若い女が呟き続ける。女は森に置き去りにされ、獣のマスクを被る人と会い……記憶とも空想ともつかぬ独白に、呼び出されるように現れる、囚われの人々。生き惑う男に素知らぬ振りして、女たちは踊りを止めない……。
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作品データ
- 製作年
- 2018年
- 製作国
- 日本
- 配給
- charmpoint
- 初公開日
- 2018年3月3日
- 上映時間
- 90分
- 製作会社
- charmpoint(制作協力:飛山企画)
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