エリオット・デクスター
Jim_Wynnegate
ラスキー社が1914年ダスティン・ファーナム氏を主役として撮影した事のあるエドウィン・ミルトン・ロイル氏原作の名作を、1918年エリオット・デクスター氏を主役としてセシル・B・デミル氏監督の下に製作した映画で、役割通り素晴らしい名優揃いである。
ジム・ウィンゲイトは従兄なるカーヒルの伯爵ヘンリーの妻ダイアナを恋している。ヘンリーはある孤児院から委託されている金を使込んだので、ジムはダイアナの身を思い、罪を身に引受けて姿を隠し、ワイオミングにある牧場へ来る。一日ジムは原住民の娘ナチュリックがキャッシュ・ホウキンスの毒牙に懸ろうとするのを助け、ホウキンスの恨を招く。ヘンリー夫妻が他の人々と共にこの地方を旅行して通懸った時、一行中のジョン・アップルゲート卿はジムの旧悪を数えるが、ダイアナは彼を信じていた。ホウキンスはジムを襲ったが原住民の娘ナチュリックに殺される。その後ジムが落馬して傷いた時ナチュリックは再び彼を助けた。この縁から二人は結婚しハルという男の子を儲ける。役人は未だジムをホウキンス殺しの罪人として捜していた。ヘンリーは重傷を受け死ぬ間際にジムの委託金費消罪の無罪なるを証した。ダイアナとジョン卿とはジムに帰国を迫るので、原住民の女は夫と愛児がわが手から去り行くを悲み、自殺し果てる。ジムは深く悲しむが、西部を去って故国に帰り、数年の後ダイアナと結婚する。(日活輸入)
Jim_Wynnegate
Naturich
Diana
Big_Bill
Cash_Hawkins
Henry_Jim's Cousin
Sir_John_Applegate
Dean_of_Trenthan
Bud_Hardy
Flecher
Lady_Mabel
Tabywann
Little_Hal
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