こはく:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
こはく
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2019年7月6日公開、104分、ヒューマンドラマ
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「赤い雪 Red Snow」の井浦新と芸人・アキラ100%が兄弟役を演じる人間ドラマ。幼いころに父と別れた亮太は、父のように離婚して息子たちと会うことができずにいた。ある日、兄の章一が街で父を見たと言い出し、亮太は兄と一緒に父を捜し始める。監督は、「ゆらり」の横尾初喜。2019年6月21日より長崎先行ロードショー。

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ストーリー

長崎県に住む35歳の広永亮太(井浦新)は、幼いころに別れてほとんど覚えていない父が借金とともに残していったガラス細工会社を受け継ぎ、経営を立て直しつつある。その一方、かつての父と同じように離婚し、ふたりの息子と会うことができずにいた。現在の妻・友里恵(遠藤久美子)とは幸せに暮らしているが、ある日、妻から妊娠を告げられると、父親になることへの一抹の不安を覚える。また、定職に就かずに母・元子(木内みどり)と暮らす、虚言癖のある兄・章一(大橋彰)の存在も悩みの種だった。そんな折、章一が街で父を見かけたと言い出す。いつになく真剣な面持ちで父への恨みを口にする兄の姿に、亮太は衝撃を受ける。亮太は兄に付き合って父を捜し始め、自分たちと別れた後の父の人生に思いを巡らせる。忘れかけていた子供時代のことを思い出し、母が垣間見せた孤独な姿が蘇る。母は今でも父のことを話すことを嫌がり、その理由も語ろうとしない。そんな母に内緒で父を捜す二人は、唯一の手がかりとなりそうな元従業員の住所を手に入れる。しかし、その住所を訪ねると、女性はすでに引っ越していた。そもそも兄が父を見たというのは本当なのかと亮太は疑い始め、兄弟の仲が険悪になりかけたとき、母が病に倒れる。母は病床で、「お父さんは優しかったとよ」と初めて語る。友里恵が息子の亮平を出産した数カ月後、母はこの世を去る。葬儀の日、亮太と章一は、父に関する有力な情報を得る……。

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2019/4/23(火)更新

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作品データ

映倫区分
G
製作年
2019年
製作国
日本
配給
SDP
初公開日
2019年7月6日
上映時間
104分
製作会社
製作:メモリード=アイティーアイグループ=プレナス=フーリンラージ =堀内組=NIB長崎国際テレビ 制作プロダクション:FOOLENLARGE
ジャンル
ヒューマンドラマ

[c]2018「こはく」製作委員会
[c]キネマ旬報社