吉田羊
サチ
村上春樹の短編集「東京奇譚集」の一編を、『トイレのピエタ』の松永大司が監督を務め、映画化した人間ドラマ。ハワイのカウアイ島にあるハナレイ・ベイで、一人息子をサーフィン中の事故で亡くしたシングルマザーに訪れる出来事を描く。シングルマザーの主人公を吉田羊、その息子をGENERATIONS from EXILE TRIBEの佐野玲於が演じる。
シングルマザーのサチは、息子のタカシがハワイのカウアイ島にあるハナレイ・ベイでサメに襲われて亡くなったことを知る。以来、タカシの命日の時期になるとハナレイ・ベイを訪れ、数週間過ごすのが恒例のようになる。ある時、偶然出会った2人の若い日本人サーファーから、赤いサーフボードを持った右脚のない日本人サーファーがいるという話を聞く。
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