タランティーノやイーストウッドの助監督を務めてきた新鋭マチュー・テュリの長編デビュー作。伝染病で人類が絶滅寸前となった世界。そこには夜毎、狩りを行なう未知の生物が存在した。ある日、若い女性ジュリエットが車の事故で荒野に取り残されるが……。主演は「Accident Man」などに出演する新進女優ブリタニー・アッシュワース。
ストーリー
爆発的な伝染病が地球を襲い、生き残った人類は、わずか数千人。過酷な状況の中、生存者たちは食料とシェルターを必死に探し続けていた。生き残りを懸けて彷徨い続ける人々は、やがて夜になると未知のクリーチャーが現れ、狩りを始めることに気付く。人間は息を潜めて隠れるしかない。世界の終末を生き延びた若い女性ジュリエット(ブリタニー・アッシュワース)は、過去の人生から、諦めずに闘うことを学んできた。彼女は所属する生存者グループの中で、最もタフで肝の据わった存在として知られ、広大な荒野や廃墟と化した街の周辺に車を走らせては物資や食料を探していた。ところがある日、ベースキャンプに戻る途中でハンドルを取られ、車が制御不能に陥ってしまう。気が付くとそこは、横転した車の中。荒野のど真ん中に取り残されたジュリエットは、足を骨折し、動くことができない。すでに日は暮れ、あたりは闇に包まれている。やがて、暗闇に何かの気配を感じるジュリエット。そしてそれは、次第に近づいて来る……。
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作品データ
[c]French Post Apocalyptic Film
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