チャールズ・レイ
George_Oliver_Watson
「旅役者」等と同じくリチャード・アンドレス氏の原作脚色、チャールズ・レイ氏の監督及び主演に成ったファースト・ナショナル映画。相手役には「平和の谷」「旅役者」「裸一貫の男」等に出演したシャーロット・ピアース嬢である。
メキシコの国境に近いカリフォルニアのある小さい村に、秘密探偵のジョージ・オリヴァー・アトスンは、密輸入者を監視する為に派遣され、自動車のガソリンと油と水とを売る小さい店を開いた。お向かいにホテルはヘンリー・ジョーンズという男の経営であるが、その娘スージーはジョージと仲良しに成った。ホテルに泊まっているホバート・ラッシュとフィリップ・アッシュトンという二人の男をジョージは疑って、監視の眼を放なさなかったが、遂にジョージは彼らの犯罪の証拠を握り、税関史の応援を得て彼らの捕縛に向かった。アッシュトンは捕えられたが、ラッシュはスージーを自動車に乗せて逃走した。ジョージーは直ちに追跡して、危ないところで娘を救ったが、ラッシュは絶壁から墜落して惨死を遂げる。若き二人は喜びに相抱いたのであった。
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Sanchez
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