トランスジェンダーのタレント若林佑麻が、自身の経験を基に企画・脚本を務めた舞台『イッショウガイ』を映像化。突然、幸せな家族に大きな衝撃が走り、その日を境に生活が一変する女子高生マユ。高校時代を過ごした大阪と、その後、上京した彼女の人生を辿る。2017年12月、新宿シアターモリエールにて上演。演出・脚色は、劇団時間制作の谷碧仁。プロデューサーは、俳優として活動しつつ、劇団ニジーローモーチャー主宰でもある丸若薫。出演は『仮面ライダーフォーゼ』の土屋シオン、元AKB48の田名部生来。2018年7月16日、『第27回レインボー・リール東京~東京国際レズビアン&ゲイ映画祭~』、7月28・29日、シネマハウス大塚にて上映。
ストーリー
大阪。ある日、母親が倒れ、高校生のマユに大きな不幸が降りかかる。母親が母親ではなくなっていく介護生活の中、マユの兄は手伝い一つしない。あの日から、幸せだったはずの家族は確実に変わってしまった……。東京。“俺”の横には好きな人がいて、夢の職業にも就いた。そしてそこには圧倒的な幸せがあった……。時間も場所も違う二つの世界が交差し、障害とは何なのか、偏見と差別とは何なのかを問いかける……。
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