『わろてんか』で注目を集めた辻凪子が主演を務め、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2018で審査員特別賞を受賞した作品。山奥の村に伝わる“呪われた芸者伝説”を耳にした脚本家・村井実紗は、現地を訪問。伝説を題材にした台本を書き始めるが……。監督は、個性的な作風がインディーズ映画界で注目を集める大阪芸術大学出身の鳴瀬聖人。
ストーリー
売れない脚本家・村井実紗(辻凪子)は、新しい台本を書いては、監督にダメ出しされる冴えない日々を送っていた。そんなある日、山奥の小さな村に“呪われた芸者伝説”が伝わっていると耳にした実紗は、早速ロケハンに。話を聞くうちにアイデアが湧いてきた実紗は、トンデモないスピードで、呪われた芸者の台本を書き上げていく。ところが、同行していた制作会社の社長が何者かに殺される事件が発生。犯人はなんと、実紗の台本に登場する呪われた芸者だった。やがて、自分が書いた台本通りに芸者が動くことを知った実紗は、その台本の中で、日頃の恨みを晴らし始めるが……。