ヌーヴェル・ヴァーグの巨匠ジャン=リュック・ゴダールが、様々な絵画、映画、文章、音楽をコラージュし、暴力、戦争、不和などに満ちた現代世界が向かおうとしている未来への怒りを込めて綴った全五章の物語。ゴダール自らナレーションを担当している。2018年のカンヌ映画祭では、スペシャル・パルムドールを受賞した。
ストーリー
かつて私たちがどうやって思考を鍛えていたか、覚えている? たいてい、夢から出発していたものだ……。真っ暗闇の中で、これほど鮮やかな色彩が心に浮かぶなんてことが、どうして起こりうるのか、私たちは不思議に思っていた。穏やかな、か細い声で、重大な事柄が語られる。大切で驚きを失う、深く、正しい事柄が。嵐の夜に書き込まれた悪夢みたいだ。西欧人の目に失われた楽園たち。戦争はここにある……。
キャスト
スタッフ
監督、脚本、ナレーション、編集
ジャン=リュック・ゴダール
製作、撮影、編集
ファブリス・アラーニョ
製作
ミトラ・ファラハニ
音楽
ECM
プロダクション・マネージャー
ジャン=ポール・バタジア
製作協力
ハミドレザ・ペジュマン
製作協力
ジョルジュ・シュケール
製作協力
ナデル・モバルガ
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
- 原題
- LE LIVRE D'IMAGE
- 映倫区分
- G
- 製作年
- 2018年
- 製作国
- スイス=フランス
- 配給
- コムストック・グループ
- 初公開日
- 2019年4月20日
- 上映時間
- 84分
- 製作会社
- Casa Azul Films=Ecran Noir Productions
[c]Casa Azul Films - Ecran Noir Productions - 2018
[c]キネマ旬報社