冨士眞奈美
中前スズエ
2018年ミラノ国際映画祭で、寺田心が最優秀主演男優賞、ジャッキー・ウーが最優秀監督賞を受賞したヒューマンドラマ。楠章子による同名ベストセラー絵本を原作に、認知症になってしまった大好きなおばあちゃんの姿を、小学生の男の子・翼の視点から映し出す。認知症になってしまうばあば役を、映画やテレビ・舞台・バラエティーなど幅広く活躍する冨士眞奈美、翼役を「パパはわるものチャンピオン」の寺田心。また、数々のテレビドラマで脇役を演じ続ける平泉成が、認知症の妻を持つ近所の世話好きの老人役で出演。
少し弱虫な小学生の男の子・中前翼(寺田心)は、喜寿を迎えた祖母・スズエ(冨士眞奈美)、父(内田裕也)、母(松田陽子)と4人暮らし。翼は、ばあばのことが大好きで、何かくじけそうになるとばあばのところに行って、話を聞いてもらう。そんな時、ばあばは、必ず「だいじょうぶだよ」と言ってくれ、学校でいじめられた時もばあばが助けてくれた。だが、そんなばあばが少しずつ変わっていく。同じ質問を何度も繰り返すようになり、得意だった編み物ができなくなる。ばあばは“わすれてしまう病気(認知症)”になってしまったのだ。怒り出したり、大切にしていた庭の植物を枯らしてしまったり、翼のために作ったジャムを一人で食べてしまったり……。翼はばあばが怖くなり、次第に近寄らなくなっていくが、ある日、ばあばが靴も履かずに家を出で行方不明になってしまう……。
監督
脚本
原作
原作(絵)
撮影監督、編集
音楽
衣装
メイク
照明
効果
助監督
仕上げ
ゼネラル・プロデューサー
企画プロデュース
プロデューサー
整音
[c]2018「ばあばは、だいじょうぶ」製作委員会
[c]キネマ旬報社