清朝末期に実在した医師で洪家拳の達人であるウォン・フェイホンを主人公にしたアクションシリーズの一作。フェイホンの道場に、謎の猛毒に侵され筋肉や血管が異様に強靭化した男が乱入。さらに不審な出来事が頻発する中、事件を追うフェイホンに危機が迫る。「IV/天地覇王」「V/天地撃攘」で主演したチウ・マンチェクが、24年ぶりに「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」シリーズに復帰。特集『未体験ゾーンの映画たち2019』にて上映。
ストーリー
医師にして武術家でもあるウォン・フェイホンの道場に、火傷を負った男が侵入。魔物に取り憑かれているかのように暴れ狂った後、意識を失う。男は謎の猛毒に侵され、筋肉や血管が人間とは思えぬほど強靭化していた。イギリスで先端医療を学び無料診療を行う病院に務め始めたフェイホンの恋人モーは、西洋医学でその男を救おうとする。その一方、北拳武闘家ウー・ジェンナンがこの地に道場を開き、フェイホンを敵視していた。そんな中、病院周辺で失踪や誘拐などが多発。その背景には肉体の強化覚醒を目的とした恐ろしい陰謀が蠢き、事件の真相を追うフェイホンに死の危機が迫り来る……。