ピオ・アマート
Pio
アカデミー賞外国語映画賞イタリア代表選出作品。イタリアのレッジョ・カラブリア県にあるスラム、チャンブラには、大昔から差別を受けているロマが住んでいる。14歳で酒も煙草もたしなむ少年ピオは、アフリカの移民アイヴァの協力で金を稼ぎ始めるが……。監督は、「地中海」のジョナス・カルピニャーノ。ノルウェーベルゲン国際映画祭Cinema Extraordinaire Awardほか国際映画祭で受賞。
イタリアのラブリア州レッジョ・カラブリア県に位置するジョイア・タウロと呼ばれるコムーネ(=共同体)には、スラム化したチャンブラという通りがあり、生活に関わるあらゆることの迫害を受け、まともな職に就けないロマという民族が住んでいる。14歳にして飲酒喫煙をするピオ(ピオ・アマート)は、兄のコジモ(コジモ・アマート)からストリートで生きる術を教えられ、家族やロマの仲間を支えている。しかし、父親と兄が警察に拘留され、ピオが家族を背負うことになる。ピオはアフリカの移民アイヴァ(クドゥ・セイオン)と知り合い、彼の協力を得て金を稼ぎ始めるが……。
Pio
Iolanda
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