ヴィクトリア・カルメン・ソンネ
サーシャ
脚本家ヨハネス・オルグレンの実体験を基に、性と暴力に支配された拝金主義的な女性を描く犯罪ドラマ。ギャングのボス、マイケルの愛人であるサーシャは、人間以下の扱いをされても贅沢な暮らしをやめられない。しかしヨット乗りのトーマスに好意を抱き……。監督は、2018年カンヌ国際映画祭ある視点部門グランプリを獲得した「Grans」(原題)の脚本を手がけたイザベラ・エクロフ。2018年サンダンス映画祭審査員大賞ドラマ部門ノミネート作品。特集『未体験ゾーンの映画たち2019』にて上映。
ギャングファミリーを束ねるマイケルと愛人サーシャは、ファミリーと一緒に世界屈指のリゾート地へ。ハイセンスなパーティや高価なプレゼントが用意され、リッチでゴージャスな日々を過ごすのと引き換えに、マイケルから身体を弄ばれ、人間以下の扱いを受けている。マイケルから犯罪の匂いがしても、人が羨むような贅沢な生活はやめられない。そんな中、サーシャはヨット乗りの青年トーマスと出会い、好意を抱くようになるが……。
[c]2018 Apparatur ApS
[c]キネマ旬報社