20代の終わりに自身もネトゲ廃人だったという東海林毅が、ネットゲームの世界を舞台に贈る会話劇アニメーション。ネットゲームの仮想世界に没頭する青年“Qwer”はある日、 所有者を失って廃墟と化したエリアで“Ame”という名のアバターと出会う。アバターを介したコミュニケーションがもたらす希薄な肉体感覚、バーチャルな世界で際立つ人間の存在と距離感をほぼ全編ゲーム画面で描いた短編。
ストーリー
部屋に引きこもり、ネットゲームの仮想世界に没頭する青年“Qwer”。彼はある日、 所有者を失って廃墟と化したエリアで“Ame”という名のアバターと出会う。“このエリアの所有者は現実世界で自殺した”。嬉々としてそう語るAme。 遺品となったエリアを散策する2人の静かな夜が始まる……。
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作品データ
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