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映画『エンサイクロペディア・シネマトグラフィカ』

エンサイクロペディア・シネマトグラフィカ

Name: エンサイクロペディア・シネマトグラフィカ
Released: 2019-3-30
Duration: 1 h 24 min

2019年3月30日公開、84分、ドキュメンタリー

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ドイツ・国立科学映画研究所が1952年から進める映像の百科事典計画『エンサイクロペディア・シネマトグラフィカ』。このプロジェクトで制作された3000以上の映像から、西アフリカの象牙海岸で収録された「楽弓の演奏」など選りすぐりの8本を上映。その他の上映タイトルは「ラッコ食物摂取と道具の使用」、「水草からの塩の採集」、「うちわ太鼓による戦いの歌」、「丸太を持っての儀礼的駅伝競争」、「エルツァッハのシュディッヒのカーニバルの行事」、「テコマトランの揚水水車”ノリア”」、「バリの音楽のリズム型」。

ストーリー

『エンサイクロペディア・シネマトグラフィカ（＝EC）』とは、1952年、ドイツ・国立科学映画研究所で始まった映像の百科事典計画。民族学、生物学、技術科学の3つのジャンルからなり、数多くの研究者やカメラマンが世界各地に赴き、今は失われた暮らしの技法や儀礼などの貴重な記録を含む3000タイトル強の映像アーカイブが制作されている。現在はそのうち約600タイトルがデジタル化され、日本国内向けに貸し出されている。演出や解説、BGMを徹底的に避け、比較を可能にする体系的な映像を目指して作られたECフィルムは、20世紀の民族誌映像のひとつの型を作ったとも言われている。この映像群を改めて見ると、生きものの息づかいや人々の暮らしの知恵、生活の中の楽しみを感じることができる。劇場公開に当たっては、映像の中の営みをありのままに見てもらうことを目指し、数多くの映像の中から見ていてワクワクする選りすぐりの8タイトルをプログラムした。