ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2018で北海道知事賞とシネガーアワードをW受賞したサスペンス。妻とその愛人を殺害した罪により14年の服役を終えた篠原。ある日、事件を担当した刑事・松尾から、真犯人は稲葉組の若頭・財前であることを聞き、篠原は復讐を誓う。出演は「寄生獣」の池内万作、「凶悪」の斉藤悠、「闇金ドッグス7」の佐藤貢三。監督・脚本は『ノラ』の大庭功睦。
ストーリー
妻とその愛人を殺害した罪により14年の服役を終えた篠原(池内万作)。事件が起きた町に戻って来た彼の目的は、妻を殺し自分を罠に陥れた真犯人を見つけ出し、復讐することであった。篠原は、事件の捜査を担当した刑事・松尾(佐藤貢三)と、その情報屋・西(斉藤悠)の協力を得て、稲葉組の若頭・財前(杉山ひこひこ)が真犯人であることを突きとめる。そんななか、財前殺害に向け、西の手ほどきを受けながら銃撃の訓練を始める篠原だったが、同時に事件の記憶が蘇り、悪夢に苛まれる。だが、亡き妻の亡霊との邂逅に篠原は安らぎを見出すのであった。ある日、篠原はふらりと立ち寄ったバーで、亡き妻に瓜二つの女性・ハル(あこ)と出会う。一度目は、逃げるように店を後にした篠原であったが、それ以降、事態は思わぬ方向に転がり始め……。
スタッフ
監督、脚本、製作
大庭功睦
撮影
川野由加里
音楽
永島友美子
美術
矢野浩加
編集
松本健作
照明
中村晋平
録音
加来昭彦
音響効果
大河原将
音響効果
楳内日呂睦
VFX
田中貴志
プロデュース
石塚紘太
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
[c]2018 Norichika OBA
[c]キネマ旬報社