全国各地に広がる「がん哲学外来メディカル・カフェ」に迫るドキュメンタリー。がん診断や薬の処方はせず、患者や家族らの悩みに耳を傾けるカフェ形式の対話の場を開設した4人の男女が、それぞれの立場で言葉の処方箋を投げかけあい、生きる力を作り出していく。監督は「61ha(ヘクタール) 絆」の野澤和之。
ストーリー
「がん哲学外来」は順天堂大医学部教授の樋野興夫が提唱し2008年、病院内に期間限定で開いたのが始まり。そんな樋野教授の考え方に共鳴した市民や医師らが、病院や施設、個人宅など、全国約150箇所でカフェ形式の対話の場を開いている。それが「がん哲学外来メディカル・カフェ」。福井の大病院でがん哲学外来を実践する外科医。乳がんのうち希少がんに属するがんを経験後、自分の生きる使命に気づいた女性。乳がんを体験して地域の人々と悩みを分かち合う松本市のシングルマザー。9歳で脳腫瘍、中学2年の時に再発し、治療後、樋野教授に出会い、がんに悩む子供たちのためにカフェを開設した高校生。それぞれが、それぞれの立場で言葉の処方箋を投げかけあい、生きる力を作り出していく。
スタッフ
監督
野澤和之
撮影
吉田誠
撮影
森山弘喜
撮影協力
芹澤哲也
撮影監督
堂本昌宏
音楽
合田享生
音楽
project T&K
編集
平井将人
録音
深野千穂
プロデューサー
田寺順史郎
協力プロデューサー
並木秀夫
協力プロデューサー
上田幸伺
協力プロデューサー
青柳志保
協力プロデューサー
源川達也
企画協力
岡田宏記
MA