石坂浩二
シンラン
古典『歎異抄』の著者と言われる唯円が、親鸞聖人と出会い、成長していく姿を描いたアニメーション。鎌倉時代。貧しい農家に生まれながらも賢く利発に育った平次郎は、親鸞聖人から“唯円”の名を授かり、仏教を学ぶが、やがて友人の苦境を知って苦悩する。声の出演はドラマ『やすらぎの刻~道』の石坂浩二、「甲鉄城のカバネリ 海門決戦」の増田俊樹、『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』の細谷佳正。
1200年代初めの鎌倉時代。貧しい農家に生まれながらも、賢く利発に育った平次郎(声:増田俊樹)はある日、親鸞聖人(声:石坂浩二)と出会い、多くを学び成長していく。やがて京に戻った親鸞聖人を追って故郷を離れた平次郎は、“唯円”という名を授かり、仲間たちとともに親鸞聖人のもとで仏教を学ぶ。そんな中、かつての友人が苦境に立たされていると知った唯円は、なにも出来ない自分への無力感に囚われ、苦悩する。なぜ、善人よりも悪人が救われるのか? 人は、なぜ生きるのか?やがて、“すべての人間が悪人であり、救われるために条件はない”という親鸞聖人の言葉の真意が解き明かされていく……。