二重の抵当:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
二重の抵当
二重の抵当
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二重の抵当

1919年公開
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ウィルキー・コリンス氏の有名な小説「白衣の女」The Woman in Whiteを、レオンス・ペレ氏が脚色及監督して完成した映画で、メイ・マレイ嬢が二役を演じ、其他「運命の指環」「呪いの家」に出演した、ヘンリー・セル氏と、連続劇悪役の第一人者ワーナー・オーランド氏が共演である。

ストーリー

ヴァイオレットとデイジーは双子の姉妹であり乍ら、幼い時に別れた為自分に姉妹のある事も知らずに花恥しき年頃迄育って来た。父の手許に何不足なく暮して居るヴァイオレットは贅沢三昧に日を送って居るが一方母の許にあるデイジーは衣食にすらも事缺く始末であった。然も憐れな事にデイジーは富豪なる我が真の父ハリー・ホワイトと自分とが、切っても切れぬ骨肉の関係なる事を証明する書類が、心良からぬジョン・ベントの手中にある事を知らなかったベントはデイジーの此世にある事を父なるハリーに隠し、この双子の姉妹を利用して自身甘い汁を吸って居る。デイジーは学校へ送られたが程なく病を得て世を去る。ベントはヴァイオレットと結婚してその財産を手に入れるや、彼女を気狂いとして病院に幽閉したが、彼女はやがて恋人となるボッブ・アンダースンに救け出された。

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作品データ

原題
Twin Pawns
製作年
1919年
製作国
アメリカ
初公開日
1919年
製作会社
パテー映画


[c]キネマ旬報社