カナザワ映画祭など多数の映画祭で入選した実績を持つ若手監督・川北ゆめきが、シンガーソングライター、大槻美奈の楽曲を元に綴る青春群像劇。襟加、萌花、祐介の3 人は、映画サークルに所属する大学生。ある日、襟加は音楽サークルの大槻と出会うが……。出演は新人の時吉襟加、「21世紀の女の子」の竹内ももこ、「「トウキョーの夜」の朝」の野島健矢。
ストーリー
襟加、萌花、祐介の3 人は、映画サークルに所属する大学生。彼女たちのサークルの隣では、進藤が所属する演劇サークルや大槻の音楽サークルが活動していた。3人がいつものように撮影をしていたある日、機材を取りに行こうと引き返した襟加は、1 人でギターを弾く大槻と出会う。自分の音楽に自信のない大槻に対して襟加は“素敵な曲”と告げる。その夜は綺麗な満月だった。時は流れ、卒業を控えた3人は、宇宙人が出てくる映画を撮り始める。“私は映画を撮るために生まれてきたんだ”と真っすぐな瞳で語る襟加。そんな彼女をどこか羨ましく思う萌花は“宇宙人がどうとか、いつまでそんな子どもみたいなことを言ってんの?”と思わず言い放つが……。
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