トム・ウィルキンソン
レスリー・オニール
小説家志望の青年と落ちぶれた殺し屋が繰り広げるサスペンス・コメディ。人生に絶望し、自殺未遂を繰り返すウィリアムは、クビ寸前の殺し屋レスリーに一週間以内に自分を殺してもらう契約を結ぶ。しかし、突如ウィリアムの前にキュートな女性エリーが現れ……。殺し屋レスリーを「否定と肯定」のトム・ウィルキンソン、小説家志望の青年ウィリアムを「ダンケルク」のアナイリン・バーナード、ウィリアムが惹かれる女性エリーを「モダン・ライフ・イズ・ラビッシュ ロンドンの泣き虫ギタリスト」のフレイア・メイヴァーが演じる。共演は「ターナー、光に愛をこめて」のマリオン・ベイリー。監督は、本作が長編デビューとなるトム・エドモンズ。
真っ暗な橋の上。小説家を目指すも全く芽が出ないウィリアム(アナイリン・バーナード)は、人生に絶望し、ここから落ちる覚悟を決める。だがその瞬間、年老いた男が声をかけ、自分が必要になった時に連絡するようにと名刺を差し出す。ウィリアムは仕方なく受け取るが、その助けは要らないとばかりに橋から落ちていく……。一方、英国暗殺者組合の会員として誇らしいキャリアを持つレスリー(トム・ウィルキンソン)は、今や暗殺件数のノルマを達成できずクビ寸前。自殺スポットに出向いては自殺志願者と契約し、引退を先延ばしにする日々を送っている。翌日。観光船の上に落ちて運悪く生き延びてしまったウィリアムは、橋の上で受け取った名刺を思い出す。7回も自殺を試みるが、いずれも失敗した彼は、ついにプロの手を借りることを決心し名刺に書かれた番号へ電話する。とあるカフェで待ち合わせたウィリアムとレスリー。レスリーが持っていたパンフレットには「あなたの死―あなたのやり方で」と書かれてあり、その契約はターゲットを一週間以内に殺すことができなければ返金するというものだった。ウィリアムは自らをターゲットに設定し、契約書にサインする……。そんななか、ウィリアムは出版社のエリー(フレイア・メイヴァー)から、ウィリアムの書いた小説を出版したいという電話を受ける。出版に向けて話し合うふたりは急速に惹かれ合い、生きる希望が湧いてくるウィリアムだったが、それは突然の銃声によって打ち砕かれてしまう。ところが、レスリーの腕は全盛期の頃よりもかなり鈍っていた。その隙にウィリアムとエリーは逃亡。レスリーは、年間ノルマを達成し引退を食い止めようと二人を必死に追いかける。ウィリアムとレスリーの人生を懸けた一週間の幕が上がった……。
レスリー・オニール
ウィリアム・モリソン
エリー・アダムズ
ペニー・オニール
ハーヴェイ
監督、脚本
製作
製作
製作総指揮
製作総指揮
製作総指揮
製作総指揮
製作総指揮
撮影
音楽
音楽
音楽
美術
編集
衣装
日本語字幕