リチャード・ドーマー
テリー・フーリー
レコード・レーベル“グッド・ヴァイブレーションズ”の創設者、テリー・フーリーの実話に基づくドラマ。紛争の続く1970年代の北アイルランドでレコード店を経営するテリーは、若者たちの音楽だったパンクロックと出会い、レーベルの立ち上げを決意する。出演は、「イレブン・ミニッツ」のリチャード・ドーマー、「アタック・ザ・ブロック」のジョディ・ウィッテカー。2013年アイルランド・アカデミー賞作品賞ノミネート、2014年英国アカデミー賞英国デビュー賞ノミネート(脚本)。
1970年代の北アイルランドは紛争の真っ只中にあった。1975年、北アイルランドをツアー中のアイルランドのバンド、マイアミ・ショーバンドがアルスター義勇軍によって虐殺された事件をきっかけに北アイルランドにやって来るミュージシャンは激減し、北アイルランドの音楽産業は壊滅状態となっていた。そんななか、客のいないナイトクラブでDJを続けていたテリー・フーリー(リチャード・ドーマー)は、運命的な出会いを果たしたルース(ジョディ・ウィッテカー)と結婚を決める。生計を立てるためにベルファストにレコード店・GOOD VIBRATIONSを開店させ、何とか商売を軌道に乗せる。ある日、若者たちは自分が好きな60年代の音楽よりもパンクロックに夢中になっていて、夜な夜なライヴハウスで演奏していることを知ると、興味本位でライヴハウスに顔を出す。そこで、理不尽な警察官に若者がパンクロックで団結し、抵抗する姿を目撃したテリーは、今までにない興奮と感動を覚える。そこで出会ったバンド、ルーディの演奏に惚れ込み、彼らのレコードをリリースすべく、レコード・レーベルの立ち上げを決意する。レーベル・GOOD VIBRATIONSの名前は北アイルランドのパンクバンドに一気に広まり、テリーの元には様々なバンドが集うようになる。しかし情勢不安のなか、商売もうまくいかなくなる。そんなとき、アンダートーンズという新人バンドが、解散を覚悟でテリーの元を訪ねてくる。彼らの最高の楽曲を録音したテリーはプロモーションのためにロンドンに行くが、大手のレコード会社には門前払いにされる。唯一音源を受け取ってくれたのは、BBCラジオの有名なDJ、ジョン・ピールだった……。
テリー・フーリー
ルース
デイブ
ジョージ
デイビー
アンディ
パット
監督
監督
脚本
脚本
製作
製作
製作、音楽
製作
製作総指揮
製作総指揮
製作総指揮
製作総指揮
製作総指揮
製作総指揮
製作総指揮
製作総指揮
撮影
美術
編集
衣装
日本語字幕
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