クリスタ・テレ
サーシャ
『TAAF(東京アニメアワードフェスティバル)2016』でグランプリを受賞した、フランスとデンマーク合作による2Dアニメ。19世紀後半のロシアを舞台に、北極探検船の艦長である祖父を追って、サンクトペテルブルクから極北を目指す少女サーシャの冒険を映し出す。監督は、本作が初長編となるフランス出身のレミ・シャイエ。主人公サーシャの声を「偉大なるマルグリット」のクリスタ・テレが担当する。
19世紀ロシアのサンクトペテルブルグ。14才の貴族の子女サーシャ(声:クリスタ・テレ)は、1年前に北極航路の探検に出たきり帰ってこない大好きな祖父を心配していた。捜索船は出たものの未だ行方が分からない。祖父と家族の名誉は失われ、祖父の名を冠する予定だった科学アカデミーの図書館の開館も危ぶまれている。ロシア高官の父はなんとかローマ大使の道を模索するが、そのためには社交界にデビューする娘が皇帝の甥っ子に気に入られるしかないと考えている。そんななか、サーシャは祖父の部屋から航路のメモを見つけるが、それは捜索船がたどったものとは異なる事に気付く。サーシャは舞踏会の場で、再び捜索船を出して欲しいと王子に懇願するが受け入れられない。結局、王子の不興を買い、父からの叱責を受けたサーシャは自ら祖父の居場所を突き止めようと旅立つことを決意。祖父との再会を願うサーシャだったが、それが叶わなくとも遭難した艦船ダバイ号の発見、そして何よりも真実を突き止めるための旅であった。なんとか港までたどり着き、北方行きの商船ノルゲ号に乗せてもらおうと船長の弟に話しを持ち掛けるが、手違いもありサーシャは港に取り残されてしまう。食堂の女主人オルガの協力によって、住み込みで調理や給仕といった未経験の仕事をしながら船の帰港を待つサーシャ。やがて、ようやく船に乗り込んだサーシャであったが、船乗りの経験も無く、しかも女性である彼女には想像を絶する困難が待ち受けていた……。
サーシャ
オルキン
ラルソン
ルンド
ナージャ
カッチ
サーシャ
オルキン
サーシャの母
サーシャの父
トムスキー王子
ナージャ
オルガ
ルンド
ラルソン
カッチ
執事(男)
アリノビッチ伯爵
舞踏会ゲスト
舞踏会ゲスト
モーソン
監督
脚本
脚本
作画監督
製作
製作
製作
音楽
編集
[c]2015 SACREBLEU PRODUCTIONS / MAYBE MOVIES / 2 MINUTES / FRANCE 3 CINEMA / NORLUM [c]2015 SACREBLEU PRODUCTIONS
[c]キネマ旬報社