ジョイス・ディドナート
アグリッピーナ
NYメトロポリタン歌劇場でのオペラ公演を劇場上映。紀元1世紀のローマ帝国。皇帝クラウディオが遭難し死亡したとの知らせを受けた妻アグリッピーナは、連れ子ネローネを皇帝にしようと策略を練る。だが、クラウディオは武将オットーネに命を救われて帰還する。出演は「METライブビューイング2017-18 マスネ《サンドリヨン》 シンデレラ」のジョイス・ディドナート、「METライブビューイング2014-2015 オッフェンバック《ホフマン物語》」のケイト・リンジー。指揮は、METで『ロデリンダ』『ジュリアス・シーザー』を指揮したハリー・ビケット。演出を、オペラと演劇の双方で活躍する演出家デイヴィッド・マクヴィカーが手がける。2020年2月29日公演を上映。
紀元1世紀のローマ帝国。皇帝クラウディオ(マシュー・ローズ)の妻アグリッピーナ(ジョイス・ディドナート)は、夫が遭難したとの知らせを受け、盲愛している連れ子のネローネ(ケイト・リンジー)を帝位に就けようと画策。ところが、クラウディオは武将オットーネ(イェスティン・デイヴィーズ)によって一命を取り留め、ローマに帰還するのだった。クラウディオはオットーネに帝位を約束するが、オットーネは帝位より相思相愛のポッペーア(ブレンダ・レイ)と結ばれることを望んでいた。だが、クラウディオもまたポッペーアに惹かれており、アグリッピーナは一計を案じる……。
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