ノエミ・メルラン
マリー
エロスの祭司と称されたフランス象徴主義の詩人ピエール・ルイスと詩人ジョゼ・マリア・ド・エレディアの次女マリーとの愛と官能を綴るロマンス。マリーはピエールの親友の詩人アンリ・ド・レニエと結婚させられるが、引き裂かれた二人は道ならぬ関係に陥る。女性が意のままに行動できない時代に自由を願ったマリーを「英雄は嘘がお好き」のエミ・メルランが、生涯で2,500人以上の女性と関係を持ったと言われる稀代のプレイボーイ、ピエール・ルイスを「ポリーナ、私を踊る」のニールス・シュネデールが演じる。
19世紀、パリ。詩人ジョゼ・マリア・ド・エレディアの次女マリー(ノエミ・メルラン)は気鋭の詩人ピエール・ルイス(ニールス・シュネデール)と恋仲にあったが、金銭的な理由から両親はマリーをピエールの親友で貴族出身の詩人アンリ・ド・レニエ(バンジャマン・ラヴェルネ)と結婚させることを決めてしまう。ピエールは打ちひしがれ、アルジェリアに渡ると、女性の痴態や官能美を写真に収め続け、退廃的な暮らしを送るように。一方、マリーに好意を寄せていたアンリの一方的な思いにより結び付けられた彼女の結婚生活は、無味乾燥なものだった。1年後、ピエールの帰国を知り、たまらず駆け付けるマリー。そして、ピエールと結婚したかったとの言葉を口にしてしまい、二人の道ならぬ関係が始まる。
マリー
ピエール・ルイス
アンリ・ド・レニエ
José-Maria de Heredia
Zohra
監督、脚本
脚本
製作
撮影
音楽
美術
編集
衣装