監督、台本
気候変動や環境汚染を阻止するため活動する気候活動家たちに密着したドキュメンタリー。州知事時代に温暖化効果ガスは汚染物質だと認めさせるため米国政府機関を提訴したアーノルド・シュワルツェネッガーや若手の気候活動グローバルリーダーらの挑戦を追う。「第4の革命 - エネルギー・デモクラシー」で再生可能エネルギーの導入事例を紹介したカール-A・フェヒナー監督が、エネルギーと平和の関連性をテーマに本作を制作し、100%再生可能エネルギー実現に向けた行動を訴える。
ストーリー
産業革命以後、温暖化効果ガスが増大し気温が上昇。地球環境の汚染も続いている。気候変動は人類への驚異であり緊急な対策が求められるが、世界第2位の二酸化炭素排出国アメリカのドナルド・トランプ大統領は気候変動抑制に関する国際協定パリ協定からの脱退を宣言し、石炭復活策を推進。その一方でアーノルド・シュワルツェネッガーはカリフォルニア州知事時代に温暖化効果ガスは汚染物質だと認めさせるために米国政府機関を提訴し、脱炭素と草の根運動の重要性を訴えている。先住民でヒップホップ・アーティストであり若手気候活動グローバルリーダーのシューテスカット・マルティネスもまた若者たちと気候変動に消極的な米国政府を提訴。また、孫の世代のために藁を活用したバイオマス発電を実用化した発明家のエディ・クラウス、気候変動と喘息の問題を知らせるために活動する学生カイラ・ペックら、環境を守るために立ち上がった環境汚染の被害者、子供たち、実業家など様々な背景の気候活動家たちを紹介。業界のロビイストや劣悪な環境汚染の現実を塗る変えるために、最先端のテクノロジーや創造的な社会変革行動により解決方法を提示する気候戦士たちたちの挑戦に密着する。
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