白熱(1949):映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
白熱(1949)
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白熱(1949)

1952年12月27日公開、114分
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ヴァージニア・ケロッグのストーリーから「艦長ホレーショ」のアイヴァン・ゴッフとベン・ロバーツが共同で脚色した1949年のギャング映画で製作ルイス・エデルマン、監督は「艦長ホレーショ」のラウール・ウォルシュである。撮影は「死の谷」のシド・ヒコックス、音楽は「風と共に去りぬ」のマックス・スタイナーの担当。主演は「キャグニーの新聞記者」のジェームズ・キャグニーと「艦長ホレーショ」のヴァージニア・メイヨ、「拳銃無情」のエドモンド・オブライエンで、以下「明日なき男」のスティーヴ・コクラン、「月世界征服(1950)」のジョン・アーチャーらが助演する。

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ストーリー

凶悪なギャングのコディ・ジャレツ(ジェームズ・ギャグニー)は、一味と共に財務省の郵便馬車を襲って現金30万ドルを強奪した後、母と妻ヴェルナ(ヴァージニア・メイヨ)の待つ山のかくれ家に逃げ、官憲迫ると見て、瀕死の部下だけを残して逃亡した。Tメン(財務省防犯課)はこの事件をコディ一味の仕業と推定、ひそかに内定を進めた末、課長エヴァンスはロサンゼルスのホテルにひそむ一味を発見したが逃げられてしまった。コディは捜査を免れるためイリノイのホテルを強盗したとして自首して出た。官憲はその裏を察して望み通り投獄した上、課員のハンク・ファロン(エドモンド・オブライエン)を同じ監房に潜入させた。一方ヴェルナは、夫が獄入りしたのを待ちかねて一味のビッグ・エド(スティーヴ・コクラン)と通じ、エドは獄中の手下に連絡してコディをひそかに亡き者にしようと図った。この計画はハンクの機敏な働きで未遂に終わった。そのためコディはすっかりハンクを信頼するようになった。ハンクはコディに脱獄をそそのかし、一味の本拠を突き止める計略をたてた。ところがコディは新来の受刑者から母が死んだことを聞いた途端、持病の神経性発作に襲われて病室行きの身となったので、ハンクから連絡を受けたTメンは全員引き揚げてしまった。一方病室へ入ったコディは医者を脅迫しつつ信頼するハンクらを引き連れてみごと投獄してのけた。一行はエドとヴェルナのひそむ山小屋に辿りつき、コディは母の仇とばかりエドを殺害した。ハンクは一味の重要人物になり上がっていったが、官憲に通報する暇もないまま、コディと共にロング・ビーチの大化学工場を襲うことになった。彼はラジオ部品をトラックに装置し、警官を誘導して工場に入った。いざ金庫を焼き切ろうとしたところでハンクは財務省のイヌであることを見破られてしまったが、やっと警官の元へ逃れた。追い詰められたコディは、巨大なガスタンクに昇り、「世界一だ!」と叫びながら、自らタンクに発砲し、大爆発と共に散っていった。

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作品データ

原題
White Heat
製作年
1949年
製作国
アメリカ
配給
ワーナー・ブラザース日本支社
初公開日
1952年12月27日
上映時間
114分
製作会社
ワーナー・ブラザース映画


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