ビル・コスビー
Mother_Tucker
救急活動のさまざまな出来事を描き、隠された現代の腐敗をも暴いているコメディ。製作総指揮はジョセフ・バーベラ、製作はピーター・イエーツ、トム・マッキーウィッツ、監督は「ホット・ロック」のP・イエーツ、脚本はT・マッキーウィッツ、撮影はラルフ・ウールジー、音楽はポール・ジャバラ、ロジャー・ニコルスが各々担当。出演はビル・コスビー、ラクェル・ウェルチ、ハーヴェイ・カイテル、アレン・ガーフィールドなど。
ロサンゼルスは、ハリー(アレン・ガーフィールド)の民営救急会社FアンドBには、タッカー(ビル・コスビー)という黒人でアダ名がおふくろの従業員たちがいる。紅一点は交換手でボインのアダ名のジェニファー(ラクウェル・ウェルチ)だ。彼らの毎日は目のまわる程の忙しさであり、ライバルのユニティ救急会社があるから大変だ。そんなおり、トニー(ハーヴェイ・カイテル)というベトナム帰りがバイトにやってくる。マードック(ラリー・ハグマン)というジェニファーにいつもふられている女好きの男と彼はペアを組むこととなった。が、ある日、トニーとジェニファーの関係がレストランから始まった。二枚目で女に早くそしてスマートな彼は、スピードというアダ名がついた。麻薬中毒者を病院に収容する際この若い娘にルロス(ブルース・デイヴィソン)が射殺されて以来、ジェニファーは人手不足のため、救急車のドライバーとなった。トニーと彼女がコンビを組み産気づいた女性を死なせてしまったりしている一方、市当局は合理化としてFアンドBとユニティの合併を計画、両社の首脳を集めての会議中、呼び出しが両社に。事故現場は皮肉にも、FアンドB社。酒乱状態のマードックがハリーの細君を人質に発砲する。武装警官隊も出動する中、タッカーは肩を射たれ、そしてついにマードックはタッカーが射たれたと勘違いした警官に射殺されてしまった。数日後、トニーは無表情にジェニファーにアパートの鍵をわたして社を去り、FアンドB社とユニティ社は合併の運びとなったのだった。
Mother_Tucker
Jennifer
Tony
Harry_Fishbine
Rodeo
Leroy
Davey
Murdoch
監督、製作
脚本、原案、製作
原案
製作総指揮
撮影
音楽
音楽
音楽
字幕
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