スペインのフラメンコダンサー、ロシオ・モリーナのステージ創作現場を追ったドキュメンタリー。パリ・シャイヨー国立舞踊劇場での上演までの道のりに密着。練習風景や仲間たちとのセッション。そして、家族や本人のインタビューから、彼女の心の内側にも迫る。監督は、本作が初長編となるエミリオ・ベルモンテ。
ストーリー
1984年、スペイン・マラガに生まれたロシオ・モリーナは、3歳でダンスに目覚め、恵まれているとはいえない体格をものともせず頂点に上り詰めた。スペイン芸術界最高の栄誉「スペイン国家舞踊賞」を若干26歳で受賞。2018年には英国舞台芸術の最高賞「ローレンス・オリヴィエ賞」ノミネート。伝統的なフラメンコをベースにしながら、革新的なスタイルでフラメンコの世界を押し広げ、世界的な評価を確立したロシオは、自らをダンサオーラと呼び、その天才的なリズム感、驚異的な身体能力、天性の芸術的感性で異次元のステージを繰り広げる。本作は、パリ・シャイヨー国立舞踊劇場での新作公演までの道のりに密着。仲間たちとの創作、練習、そして圧巻の本番のステージ。フラメンコ界の重鎮、ラ・チャナやフェルナンド・デ・ラ・モレーナたちとの心震えるセッション。また、家族や本人のインタビューを通して、彼女の心の内側にも迫る。
スタッフ
監督、脚本
エミリオ・ベルモンテ
製作
ニコラス・レズール
製作総指揮
ソフィー・ド・イエス
撮影
ドリアン・ブラン
撮影
トーマ・ブレモンド
編集
マチュー・ランブリオン
録音
ジャビエル・アルヴァレズ
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
[c]キネマ旬報社