レスリー・ニールセン
Frank_Drebin
スゴ腕?だがどこか間の抜けた的外ればかりのロス市警警部が巻きおこす騒動を描くコメディ映画。エグゼクティヴ・プロデューサーはジェリー・ザッカーとジム・エイブラハムズ、デイヴィッド・ザッカー、製作はロバート・K・ウェイス、監督・脚本は「殺したい女」のD・ザッカー、共同脚本はJ・ザッカー、エイブラハムズとパット・プロフト、撮影はロバート・スティーヴンス、音楽はアイラ・ニューボーンが担当。出演はレスリー・ニールセン、プリシラ・プレスリーほか。
ベイルートでアメリカを快く思わない列国首脳の極秘会議が開かれていた。その席上、執事に変装して部屋に現われ会議を混乱におとしいれた男、ロス市警のフランク・ドレビン(レスリー・ニールセン)が、署長のエド・ホッケン(ジョージ・ケネディ)に出迎えられ、帰国した。その足で警官のノードバーグ(O・J・シンプソン)の入院する病院を訪ねたドレビンは、署長から彼が重傷を負うことになったあるヘロイン密輸事件の捜査を依頼される。折からロスはエリザベス女王の訪米を控え、慌ただしさを増していた。捜査を進めるドレビンは、ある日、財閥の総帥ルドウィグ(リカルド・モンタルバン)の存在につきあたり、彼は女王歓迎委員会の議長をも務めるルドウィグの会社を訪ね、秘書のジェーン・スペンサー(プリシラ・プレスリー)という女性と出会う。取り調べに協力的なルドウィグであったが、彼はドレビンに接近して情報を聞き出すよう、ジェーンに命令する。ところがジェーンが何度もドレビンのもと訪ねてゆくうちに、2人の間には恋が芽生え始め、やがて一夜を共にした。そして女王暗殺計画を知ったドレビンは、ルドウィグによって仕掛けられた罠をふりきり、歓迎レセプションへと向かう。その直後、入場してきた女王にルドウィグが銃を向けたと勘違いした彼は、助けるために女王に抱きつき、会場に大混乱をまきおこす。翌日ジェーンから、ルドウィグがプロ野球観戦する女王を暗殺しようと密談していたことを聞いたドレビンは、球審になりすまし球場に潜り込んだ。そのせいで試合は大混乱、ところがその隙に、信号式の催眠術にかかった選手が女王を襲おうとするが、思わぬ展開から女王の命を救うことができたドレビンは、身の危険を察知し、ジェーンを人質に逃げるルドウィグを倒しジェーンとの恋を成就させるのだった。
Frank_Drebin
Ed_Hocken
Jane_Spencer
Vincent_Ludwig
Nordberg
Mayor
監督、脚本、製作総指揮
脚本、製作総指揮
脚本、製作総指揮
脚本
製作
撮影
音楽
編集
字幕
[c]キネマ旬報社